(浜田青陵 著「エジプト雑記」文藝春秋、昭和4年より)
カイロの騷がしい埃の町、出迎へて呉れた案内者サラーも宿屋の感じも、私達に所謂「オリエント」の惡い方面ばかりを印せしめた。此の遊覽地本位の市の、旅客に接する土人と埃及居住者とは、「ホテル」の番頭、給仕人、案内者、商店員と言はず、凡てがたゞ出來る丈けの利益を短時間のうちに占めようと考へ、其の極禮儀や節制をさへ失つてゐるらしく、此の金錢關係以外に、我々と彼等との間に何等人間的の交渉は成立してゐない。

2010年4月30日金曜日

学部3年生の最終授業

今日は3年生の最終講義でした。「エジプト人が抱く日本のイメージ」についての活動を行いました。再来週の月曜に○浜○立大学に復帰して、その日から日本人学生に「アラブの言語と文化」を教えます。日本人学生に今日の活動の結果を紹介し、逆に「日本人の抱くエジプトのイメージ」についての活動をさせます。その結果は、アインシャムス大3年生の皆に必ず送るから、待っていてくださいね。みんなと、私の日本での学生と、何か交流ができるようにしますね。世界は狭い、また会おう!
















ハマサーとルルちゃん。協力的な学生でした。
Ahmed Mekkyのدور بنفسك、日本の学生に必ず見せるからね。


みんなが卒業する前に、また戻って来ます。

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