(浜田青陵 著「エジプト雑記」文藝春秋、昭和4年より)
カイロの騷がしい埃の町、出迎へて呉れた案内者サラーも宿屋の感じも、私達に所謂「オリエント」の惡い方面ばかりを印せしめた。此の遊覽地本位の市の、旅客に接する土人と埃及居住者とは、「ホテル」の番頭、給仕人、案内者、商店員と言はず、凡てがたゞ出來る丈けの利益を短時間のうちに占めようと考へ、其の極禮儀や節制をさへ失つてゐるらしく、此の金錢關係以外に、我々と彼等との間に何等人間的の交渉は成立してゐない。

2010年4月29日木曜日

生牡蛎食うぜ!!

3ヶ月お世話になったドッイーのアパートともあと二晩でお別れです。そこで生牡蛎です。マグロの刺身も生牡蛎も、マアーディーのカルフール前の「グルメ・エジプト」http://www.gourmetegypt.com/で買ってきました。多分、今晩北アフリカで最も多くの生牡蛎がテーブルに並んだに違いない。















この壮観さは、もはや個人消費者の域を超えて、業者です。

0 件のコメント:

コメントを投稿