(浜田青陵 著「エジプト雑記」文藝春秋、昭和4年より)
カイロの騷がしい埃の町、出迎へて呉れた案内者サラーも宿屋の感じも、私達に所謂「オリエント」の惡い方面ばかりを印せしめた。此の遊覽地本位の市の、旅客に接する土人と埃及居住者とは、「ホテル」の番頭、給仕人、案内者、商店員と言はず、凡てがたゞ出來る丈けの利益を短時間のうちに占めようと考へ、其の極禮儀や節制をさへ失つてゐるらしく、此の金錢關係以外に、我々と彼等との間に何等人間的の交渉は成立してゐない。

2010年2月20日土曜日

拙宅のある通り

まだ写していませんでした。写真中央の建物の1階が拙宅のあるビルです。
写真で見ると結構きれいですが。

2 件のコメント:

  1. こんにちは!
    さっそく遊びに来ました。
    ステキなお住まいですね。
    一度くらいピンクの部屋で暮らしてみたいな~

    エジプトに行ってみたい!

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  2. 三四郎さん、こんにちは。写真うつりはいいのですが、
    窓の鍵とか取っ手とか、家具の取っ手とか全てないです。
    戸締まりができません。

    今まで、英国、豪州に住み、サウジ、マレーシアに長期
    滞在したことがありますが、エジプトが一番異文化度が
    高くて面白いですよ。まるでテーマパークみたいです。

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