(浜田青陵 著「エジプト雑記」文藝春秋、昭和4年より)
カイロの騷がしい埃の町、出迎へて呉れた案内者サラーも宿屋の感じも、私達に所謂「オリエント」の惡い方面ばかりを印せしめた。此の遊覽地本位の市の、旅客に接する土人と埃及居住者とは、「ホテル」の番頭、給仕人、案内者、商店員と言はず、凡てがたゞ出來る丈けの利益を短時間のうちに占めようと考へ、其の極禮儀や節制をさへ失つてゐるらしく、此の金錢關係以外に、我々と彼等との間に何等人間的の交渉は成立してゐない。

2010年2月11日木曜日

カイロに到着したものの・・・

6日(土)に成田から、ソウル仁川、タシケントを経由してカイロに着きました。翌日にはアパートを探し契約したのですが、大家の当初の話と現実が食い違っていて、電話回線を使ったインターネットの契約が非常に困難な状況。私の前に入居していたサウジ人が契約していたプロバイダーを大家がわかっていないのが原因。このままでは1ヶ月近くかかりそう。大家に何とかしてもらうか、どうにもならなかったら、アパートを解約して他へ移るしかありません。今はメールをチェックしに、ナイル中洲のザマーレクのインターネットカフェに来ています。嗚呼、頭が痛いけど、なんとか解決しなきゃ、この問題。

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