(浜田青陵 著「エジプト雑記」文藝春秋、昭和4年より)
カイロの騷がしい埃の町、出迎へて呉れた案内者サラーも宿屋の感じも、私達に所謂「オリエント」の惡い方面ばかりを印せしめた。此の遊覽地本位の市の、旅客に接する土人と埃及居住者とは、「ホテル」の番頭、給仕人、案内者、商店員と言はず、凡てがたゞ出來る丈けの利益を短時間のうちに占めようと考へ、其の極禮儀や節制をさへ失つてゐるらしく、此の金錢關係以外に、我々と彼等との間に何等人間的の交渉は成立してゐない。

2010年2月26日金曜日

大学売店のピザに平伏

再びアインシャムス大学外国語学部前の売店MIDOでランチを買ってみた。
今度はマッシュルームピザ(150円)。注文してから、お兄さんがマッシュルーム、
ピーマン、トマト、チーズをピザ地にたっぷりとのせて焼いてくれる。食べてみたら、
おいしい!対費用価値は極めて高い。
日本の某国立大学の「きゃら亭」よ!見習ったらどうだ。


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