全般的に言って、豚肉を使わないせいでしょうか、カイロのアジア料理の質は高くありません。その中でも、比較的人気の2店を紹介します。
まずは、スフィンクス広場(アハマド・オラービー通りの起点)Amoun Hotelの地下にある韓国料理のPaxy。ここは、無料の韓国風お通しというか突き出しの質が高いです。白菜キムチや大根キムチ(ガグデギ)はなかなかです。勿論お代わりもできます。
次は、郊外のマアーディーとカイロ中心地のセミラミスホテルにある、タイ料理店 Bird Cageです。こちらの料理は日本並の値段になりますが、アジア料理の食材の入手が難しいエジプトで、エジプト風ではなく東南アジア風の味が出ています。メニューには、各品の辛さが辛子の数で表示してありますが、タイ人には物足りない辛さでしょう。ランチ時には、スープ、前菜、主菜、デザートのチョイスがある「BENTOメニュー」がお得です。
こちらは、前菜のタケノコのサラダです。カリカリのビーフがおいしいです。
あえて、タイ料理ではなく、マレーシア料理を頼んでみました。もともと、どんな料理でもエジプト風になりがちなエジプトで、ここのシェフはタイとマレー料理の区別をどうつけているか。
むむっ、マレーシア風カレーは、さらさらの辛さとショッツル風味が、なかなかのマカナン・ムラユの雰囲気を醸し出しています。
こちらはマレーシア風やきそばです。マレーシアやシンガポールで出しても、現地人が怒らない範囲の仕上がりで、クワイイス(エジプト弁でGood)。でも、これらはマレー半島では屋台料理でお値段も十分の一なんですけど。
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