(浜田青陵 著「エジプト雑記」文藝春秋、昭和4年より)
カイロの騷がしい埃の町、出迎へて呉れた案内者サラーも宿屋の感じも、私達に所謂「オリエント」の惡い方面ばかりを印せしめた。此の遊覽地本位の市の、旅客に接する土人と埃及居住者とは、「ホテル」の番頭、給仕人、案内者、商店員と言はず、凡てがたゞ出來る丈けの利益を短時間のうちに占めようと考へ、其の極禮儀や節制をさへ失つてゐるらしく、此の金錢關係以外に、我々と彼等との間に何等人間的の交渉は成立してゐない。

2010年3月23日火曜日

新装開店の「おすし」

アパートのすぐ近くに1ヶ月程まえに寿司屋ができていました。その名も「O Sushi」。オーナーはフィリピン人で、ここを基軸にカイロ市内にブランチを展開する「予定」だそうです。作成中のHPはhttp://www.osushi-osushi.com/です。

ネタの新鮮さや握り具合は、日本のスーパーで売っているパック寿司のレベルはクリアしています。アルコール類はおいていないので、飲みながらつまみたい人は、テイクアウト。カウンターにデジタルディスプレイがあって、全商品93品の写真を見ながらオーダーできるというふれこみですが、1画面は1品しか表示できず、画面間は順番に移動のみでジャンプ機能はないため、第1品目から50品目まで飛ぶのは大変で、×。輸入税が高くつく中で、日本製醤油を使っているのは、○。
















すみません。お腹がすいていたため、写真を撮ることに気付いた時は、これだけになっていました。今まで2回行きました。フィリピン人オーナーが握ってくれた時は、太巻きをサービスで出してくれましたが、エジプト人の板さんからはサービスなしでした。


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