(浜田青陵 著「エジプト雑記」文藝春秋、昭和4年より)
カイロの騷がしい埃の町、出迎へて呉れた案内者サラーも宿屋の感じも、私達に所謂「オリエント」の惡い方面ばかりを印せしめた。此の遊覽地本位の市の、旅客に接する土人と埃及居住者とは、「ホテル」の番頭、給仕人、案内者、商店員と言はず、凡てがたゞ出來る丈けの利益を短時間のうちに占めようと考へ、其の極禮儀や節制をさへ失つてゐるらしく、此の金錢關係以外に、我々と彼等との間に何等人間的の交渉は成立してゐない。

2010年3月16日火曜日

寿司ブームの中で

カイロはちょっとした寿司ブームのようで、この数年で寿司をつまめる場所が増えました。その中でもここJO SUSHIは老舗格となります。

街中のチェーン店のように日本の寿司からかけ離れていることもなく、ホテルの寿司屋ほどバカ高くもなく、8年前から時々訪ねています。



初めて一人で入った時は、外から店内が見えず、ドアを開けたら中は真っ暗で、ススキノのぼったくりバーか?ここは?と思ったのですが、普通の寿司と日本料理を出す店です。従業員は全員エジプト人。寿司職人もエジプト人が頑張っています。

よく頼むのが「食べ放題」の寿司で、一人1800円程。もう要らないと言うまで握ってくれます。

下の写真は、二人でオーダーした時のもので、第1ラウンド。




こちらは、第2ラウンドです。


この他、茄子田楽、ギョウザ、そば、うどん、焼き鳥等も取りそろえています。

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